チャルダッシュ
オムニバス
浅田真央、村主章枝、安藤美姫、中野友加里、高橋大輔、織田信成、小塚崇彦、そして何故かエミリー・ヒューズの今シーズンの使用曲を集めたCDが出ました。
昨シーズンに比べて発売が早く、なかなかタイムリー。
12月27日発売とのことでしたが、今日、早速、届きました。
モンティ:チャルダッシュ
(浅田真央:フリー)
この曲って強烈だよねぇ。気が付くと頭の中でずっと鳴ってたり、皿を洗いながら歌ってたりします・・・。
これが、実際に真央ちゃんが使用している演奏というのが、このCDの売りです^^。
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 第1楽章<抜粋>
(安藤美姫:フリー)
超有名ヴァイオリン協奏曲。
しかし、フリー・SP両方ともを、何もこんなベタベタな有名曲を選ばんでも・・っていう気もしないでもないけどね^^
で、<抜粋>ってどういうこと?編集してあるってこと?と思ったら、途中でフェードアウトしていくということなのね。
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード〜千夜一夜物語」作品35
第4楽章/第3楽章<抜粋>
(安藤美姫:SP)
何で第4楽章が先に入ってるんだ?4楽章の方が有名だから?(笑)
このSPは、ミキティの名プログラムになりそうだね。
ショパン:夜想曲第2番変ホ長調 作品9-2
(浅田真央:SP)
シュデク夫妻のフリーでも使われてます。
チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 第1楽章<抜粋>
(高橋大輔:SP)
わ〜ん、やっぱしチャイコフスキーって良い〜っ!
げっ、何でこんな中途半端な抜粋の仕方なのか・・・。
やっぱしちゃんとしたCD買おう。
プロコフィエフ:バレエ音楽『シンデレラ』第1幕より
第3曲「シンデレラ」/第17曲「出発の中断」
(中野友加里:フリー)
曲名は見かけるんだけど、実際に聴いたことなかったんだよね。
ちょっと全曲CDを買うのもなぁ・・と思ってたんで、こういう形で収録されてるのは嬉しい。
プログラム的には(今のところ)微妙?っていう印象だけど、曲としては、プロコフィエフ〜な感じで、面白いな。
バレエも見てみたいかも。
トンツィ・フーリッツィ:クロディーヌ
(中野友加里:エキシビション)
マキシムの1枚目に入ってる曲ですな。
P氏がマキシムの全CDを購入したため、現在、我が家はマキシム祭り。
チャイコフスキー:交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 第1楽章/第2楽章
(織田信成:フリー)
わ〜ん、やっぱしチャイコフスキーって良い〜っ!(再)
げっ、何でこんな中途半端な抜粋の仕方なのか・・・。(再)
やっぱしちゃんとしたCD買おう。(再)
カール・ジェンキンス:ソング・オブ・ザ・スピリット 〜魂の歌
(村主章枝:フリー)
おおっ、(もう、どう聴いても)村主さんの曲だっ!(笑)
曲としても、すごく不思議で面白いな〜。
ドリーブ:バレエ音楽『シルヴィア』第3曲「狩りの女神(ファランドール)」
(エミリー・ヒューズ:フリー)
どーう考えても、この曲使ってるのエミリーしかいないよね?謎の選曲だ(笑)。
でも、この曲ってええな〜と思ってたんで、入ってて嬉しい。
「純潔の女神に仕えるシルヴィアたちは、愛の神エロスの像に侮辱するような態度を示す」・・・えっ、そういうシーンの曲なん?(笑)
ビゼー:ハバネラ 〜歌劇『カルメン』より
(浅田真央:エキシビション)
これは〜、真央ちゃんの曲というよりは、「(好きな選手の名前をお入れください)」の曲だよねー!
・・って感じです。
ショパン:ピアノ協奏曲 第2番<抜粋>
(小塚崇彦:フリー)
恐ろしくピアノの旋律の似合う男だねぇ・・。昨シーズンもピアノコンチェルトだったよね?(ガーシュインだっけ?)
ああ、また中途半端にフェードアウトして終わった・・・。
ラヴェル:ボレロ<抜粋>
(村主章枝:SP)
これも<抜粋>って、どう抜粋なんだ?と思ったら、いきなり大音量!!
う、うーん・・・、こんなんボレロじゃない(笑)
その点、村主さんのプログラムの編曲って、2分40秒という短い時間で、きちんとボレロらしく仕上がってて上手いな〜。
しかし、村主さんの所属するavexこそ、率先してこういうCDを出していかなくちゃいけないんじゃないかな?出遅れてるやん?
・・と、まぁ、<抜粋>が多くて、「曲として」楽しむには難のあるCDだとは思います。
でも、簡単なものだけど1曲1曲の解説はちゃんとついてるし、どんな曲か聴いてみたい、フィギュアスケートの気分を味わいたい、という需要には合致してるかな。
昔、クラシックの有名旋律ばっかり集めたCDっていうのがあった気がするけど、あれに近いような印象も。でも、抜粋といっても割と長めではあるし、実際に選手が使っている旋律はしっかりと入ってます。
「やっぱしチャイコフスキーの交響曲4番とヴァイオリンコンチェルトは、別途全曲入りCDを買おう!」・・と思った私のように、導入的に聴くと良いかと。
2,000円というお値段を考えても、まぁ、悪くない感じです。